おじいちゃん

ペンキ事件

おじいちゃんは家の見た目をすごく気にします。

見た目といっても古い家なので気にしてもどうしようもありません。

庭の植木が伸びてきたら丸坊主にします。

玄関前のアプローチが汚れるとペンキで塗ります。

何度も何度も上塗りしているので雨が降ると滑ります。

そんなのはまだよい方で、衝撃的な事件がおきました。


家の壁は砂壁です。
だから、ボロボロはがれてきてしまいます。

ある朝、旦那が出勤するときに、

「玄関の壁がはがれてきてみっともないんだ」

旦那「今度の休みにやるから待ってて」


私が仕事から帰ってみると…


玄関の壁がマッ黄色になっていました!!

砂壁の上からペンキを塗ってしまったのです。

よりによって黄色…

私は泣きたくなりました。

よけいみすぼらしくなっています。


しかも片側の半分だけです。

上は手が届かなかったのでしょう。


新聞を敷かなかったのでしょうか、
玄関の床にも黄色いペンキが点々と…

おじいちゃんは1階に住んでるのですが、
1回は洗面所がありません。

だから台所が洗面所代わりです。

ペンキの筆も台所で洗ったようでマッ黄色…

食器を洗うと食器にペンキがつきます。


私はおじいちゃんがボケてしまったんじゃないかと不安になりました。

旦那が帰ってくるとすぐに報告。

おじいちゃんに「後は自分がやるから何もしないで」と釘を刺してもらいました。


次の日、私が会社から帰ると…


今度は壁がベージュになってました!


黄色よりはましになりましたが、
例によって玄関の床のペンキは増えています…

とりあえず見た目的にはましになったので、
その週末に、床やドアに着いたペンキをシンナーで落としました。

我が家の玄関は、今でも片側半分だけベージュです。

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はじめての事件

私がおじいちゃんと住みはじめたのは3年前の2月。

それまでは私の実家に住んでいたのだが、
おばあちゃんが亡くなっておじいちゃん一人になった。

家賃がかからないし心配だからと一緒に住むことに。

おじいちゃんちといっても旦那の生家でもある。
おじいちゃんたちと旦那の家族2世帯が一緒に暮らしていた家。

子供達が自立し、旦那の両親が別に家を建てた1年後に
おばあちゃんが亡くなってしまったのだ。

そんなこんなで引っ越してきた我が家。

家の築年数=旦那の年齢。
昭和の香漂います。

お風呂の床はタイル張り(これ重要。後に事件が起きます)
そしてシャワーが出ません!

えっ…!?

いや、シャワーはあるしお湯の蛇口はついてるんだけど、お湯が出ない…
そう、給湯器が壊れているのです。

私「じゃあ今までどうやって頭洗ってたの?」

旦那「湯船のお湯で」

…………

はい、無理です。
私、掃除は嫌いだけど潔癖です。

そんな家には住めないからと、
すぐに給湯器を買い替えてもらうことにしました。

そして待ちに待った業者がやってきた日。

まずは壊れている給湯器を外すことになりました。

おじいちゃんはその間、業者の後ろに立ってずーっと作業を見ています。

ひたすらじーっと…

監視するがごとく。

しかも無言です。

業者やりにくいだろうなぁ…
すごく恥ずかしい…

作業を見守っていたおじいちゃんも、
一時間を過ぎるとさすがに飽きたのか、
自分の部屋に戻って時々覗く程度になりました。


2時間…

3時間……


「ずいぶん遅いねぇ!
あんなもん2時間もあれば終わるのに。
えらい時間かかってやがる!!」

業者目の前にいます……

耳が遠いので小声で言ってるつもりでもかなり大声になってます。


恥ずかしい………


すごく丁寧に仕事をして下さった業者さんで
結局作業が終わるまで4時間くらいかかりました。

おじいちゃんにガン見され、文句を言われ、
最後に謝罪してもおじいちゃん聞こえていません。

申し訳ない…

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家族紹介


appleおじいちゃん

旦那のおじいちゃん。
御歳85才の大正生まれ。
戦争経験者で4年前におばあちゃんを亡くしている。
耳が年々遠くなっているが無自覚。
お肉大好き。
せっかちなチャキチャキの江戸っ子。


apple旦那(通称えっ君)

おじいちゃんの孫
どケチ。

appleぽぽ(私)

育児休暇中。
テキトウ人間。

apple娘(通称るーちゃん)

4才
保育園に通っている

apple息子

待望の男の子。

5ヶ月

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