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はじめての事件

私がおじいちゃんと住みはじめたのは3年前の2月。

それまでは私の実家に住んでいたのだが、
おばあちゃんが亡くなっておじいちゃん一人になった。

家賃がかからないし心配だからと一緒に住むことに。

おじいちゃんちといっても旦那の生家でもある。
おじいちゃんたちと旦那の家族2世帯が一緒に暮らしていた家。

子供達が自立し、旦那の両親が別に家を建てた1年後に
おばあちゃんが亡くなってしまったのだ。

そんなこんなで引っ越してきた我が家。

家の築年数=旦那の年齢。
昭和の香漂います。

お風呂の床はタイル張り(これ重要。後に事件が起きます)
そしてシャワーが出ません!

えっ…!?

いや、シャワーはあるしお湯の蛇口はついてるんだけど、お湯が出ない…
そう、給湯器が壊れているのです。

私「じゃあ今までどうやって頭洗ってたの?」

旦那「湯船のお湯で」

…………

はい、無理です。
私、掃除は嫌いだけど潔癖です。

そんな家には住めないからと、
すぐに給湯器を買い替えてもらうことにしました。

そして待ちに待った業者がやってきた日。

まずは壊れている給湯器を外すことになりました。

おじいちゃんはその間、業者の後ろに立ってずーっと作業を見ています。

ひたすらじーっと…

監視するがごとく。

しかも無言です。

業者やりにくいだろうなぁ…
すごく恥ずかしい…

作業を見守っていたおじいちゃんも、
一時間を過ぎるとさすがに飽きたのか、
自分の部屋に戻って時々覗く程度になりました。


2時間…

3時間……


「ずいぶん遅いねぇ!
あんなもん2時間もあれば終わるのに。
えらい時間かかってやがる!!」

業者目の前にいます……

耳が遠いので小声で言ってるつもりでもかなり大声になってます。


恥ずかしい………


すごく丁寧に仕事をして下さった業者さんで
結局作業が終わるまで4時間くらいかかりました。

おじいちゃんにガン見され、文句を言われ、
最後に謝罪してもおじいちゃん聞こえていません。

申し訳ない…

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